未発電回路の調査&復旧

先日、未発電回路の調査に行って参りました。
主任技術者様の点検時に未発電の回路が1回路見つかり、目視点検をしたが異常箇所が見つからなかった。ということで、弊社に依頼が入りました。

現場到着後、電流値を測定してみると…隣接する別の回路は3.8Aとしっかり発電しているのに対し、該当回路は0.3Aと未発電の状態でした。
続いて電圧を測定をしてみると…隣接する別の回路は862V出ているのに対し、該当回路は56.2mVと電圧が出ていません。
この状況から断線を疑い、PCSから伸びているケーブルをたどり目視点検をしていると…ケーブル保護配管と配管内のケーブルが切れている箇所が見つかりました。

ケーブル保護配管とケーブルが切れた状態
草刈り時に刈払機によって切断してしまったと推測される

この切れてしまっているケーブルは、太陽電池モジュールからPCSに接続される延長ケーブルでした。お客様にご報告をしたところ『直ぐに復旧してほしい』というご依頼でしたので、新しいケーブルを敷設しコネクタで接続することにより直ぐに復旧することが出来ました!

配管内に新しいケーブルを敷設して両端をコネクタで接続

切れてしまった配管はビニールテープを巻き修繕

復旧完了後、該当回路の電流値を測定してみると5.3Aと無事に回路が繋がったことが確認出来ました。

他回路と同等の電流値が出たことを確認

お客様に復旧完了のご報告をしたところ、非常に喜んでもらえました。
弊社では調査だけではなく、その場で復旧出来るものに関しては極力対応していき、発電ロスを少しでも減らせるよう努めております。

帰り道、高速道路を走っていると綺麗な富士山が見えました!
お客様に喜んでもらえ良い仕事をした後だったので、とても爽快な気分になり、サービスエリアで年末ジャンボ宝くじも購入してしまいました!(当たりますよーに!)

富士山の絶景を見ながら帰社
※助手席に乗っている者が撮影しています※

今回のような未発電回路の調査だけではなく、発電量が低下している気がする…などの各種調査も承ります。太陽光発電所のことでお困りのことがありましたら、是非、株式会社correctまでご相談ください!